カーボンニュートラル

「我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします!!」
菅義偉首相は10月26日に開会した臨時国会の所信表明演説で、国内の温暖化ガスの排出を2050年までに「実質ゼロ」とすると、力強く宣言されました。

頻発する異常気象の原因の一部とされる地球温暖化。
世界の国々が一つとなって対策を講じる中、温暖化の原因となる二酸化炭素(以下、CO2)濃度の上昇を抑制する「カーボンニュートラル」という概念。

さて….
『セロテープ』を使ったことのない人はいらっしゃらないと思いますが。

2018年に100周年を迎えられたニチバンさんの代表的な製品です。
https://www.nichiban.co.jp/
そのニチバンさんのカタログの巻頭には

「セロハンは、再生可能な植物資源である樹木(木材パルプ)を原料とした、天然素材のフィルムです。
粘着剤の主原料には天然ゴムや天然樹脂を、巻芯には再生紙を使用しています。
焼却する場合の燃焼カロリーが低く、有毒ガスの発生も少ない、環境に配慮した製品です。
石油系の透明テープとは基材が違います。

「セロテープは、社団法人日本有機資源協会が2006年8月から本格運用を開始した「バイオマスマーク」の認定商品(認定番号:050236)となりました。
セロテープの素材であるセロハンは、木材パルプを原料とした天然素材で、廃棄後は植物と同様に微生物によって分解され土に還ります。粘着剤も天然ゴムと天然樹脂を主成分とし、焼却しても大気中のCO2増加に影響がありません。
セロテープは、発売した1948年から環境にやさしい循環型のエコロジー製品なのです。
日本を含め世界の多くの国ではセロハンに比べて強度や防水性の高いプラスティックフィルムなどを利用した粘着テープが販売されていますが、これらの製品は限りある資源の化石資源を原料としていると同時に、カーボンニュートラルな素材でないため焼却時の新規のCO2発生の問題も抱えています。
つまり、植物系のセロテープを使うことは、積極的に環境問題に取り組むひとつの具体的方法と言えるのです。

と書いてあります。

ガースーが言ったからという訳ではありませんが、使う側の意識も大切ですね。
本日は文字ばかりですみませんm(__)m

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