続・外箱も商品じゃないの???

2週間前、「外箱も商品じゃないの???」という投稿をしましたが、その続編です。

2週間前『製造や梱包段階ではなく積み降ろしか保管時か輸送時に起こってしまったようだ。
運送会社さんの仕事はただモノをA地点からB地点に運ぶだけではなく、
預かったモノを大切に扱い、預かった状態のまま、
そして受け取る人の笑顔を想像し安心も一緒にお届けすることではないだろうか。』
と書いたのですが、運送会社のドライバーさん自身の判断で交換を申し出て下さり、
その交換品として届いたのが...前回よりもひどい状態だったという...

あまりにもひどいので相当強くクレームを言い(半分クレーマーになってたかも)、
メーカーさんと運送会社さんがいろいろ調査してくれたところ、
監視カメラの解析などの結果、運送会社では輸送中も積み降ろし中もまったく落ち度はなく、
メーカーさんが委託している出荷元(子会社?)で破損した可能性が否定できないとの回答。
その出荷元ではパレットに積んである荷物が荷崩れし角落ちし外装が破損しても、
そのまま出荷させる事例が過去にもあったとのこと。
今回の商品がそれと同様の目にあったかどうかは分からないとのことですが、
ちょっと呆れてものが言えないレベルでした。

このことも踏まえてメーカーさんの内部でも改めて対応を検討してくれたようですが、
中身に破損がない限り補償はできないという見解は変わらないとのことでした、残念ながら...
我が社としてはその出荷元さんを指導できる立場にはないので、
同じことが起きないようにしっかり指導してほしいとお願いすることしかできず...

結局、何も悪くないのに交換してくれた運送会社さんには大変申し訳ないことをしました。
そして我が社の手元に残ったのは外装が傷ついた4箱。

自分たちがコントロールできないことにこれ以上労力を使っても無駄だしストレスになるだけなので、
自分たちができる工夫をしていこうということになりました。
前向きに捉えれば、とても勉強になったし、考えさせられた事例でした。
納得はしてないけど...

「続・続・外箱も商品じゃないの???」にならないことを願います。

 

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