資源循環システム「フォレストサポーター鉛筆」

人を育てる緑を育てる、鉛筆の資源循環システム 三菱鉛筆さんの『フォレストサポーター鉛筆』は2022年度のウッドデザイン賞において奨励賞・ソーシャルデザイン部門を受賞されました。
「本体の途中までしか芯が入っていない為、書けなくなった時に自然に子どもが資源循環やリサイクルを考えるきっかけになる、コミュニケーションツールとしての文具であり国産材利用の意義とSDGsの意味を学ぶファーストステップとして良い。」と審査員さんが授賞理由をコメントされています。

先にも書きましたが、この鉛筆は後端に芯が入っていません。(正しく持つ事のできる長さまでしか芯が入っていない仕様になっています)
使い終わると芯が含まれておらず、自然由来の接着材と塗料を使っているので再利用しやすいという利点があります。

“学ぶ”時に初めて手にする鉛筆を通じて“資源循環”を体験し実感してもらう事を目指す三菱鉛筆さんの取り組み。
子どもの頃から物や自然を大切にする意識を楽しみながら持てるシステムは素晴らしい事ですね。

このような取り組みがどんどん増えていったら、未来は自然を大切にする優しい人たちの手で地球を守り続けてくれることでしょう。

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